5歳にもなると、「なんで?」が多くなり、言葉が豊かになります。
言い訳や口答えも多く見られますが、これは5歳児特有の理由が影響しているためです。
また、この時期の成長を促すためには、遊びと絵本の読み聞かせが重要です。
5歳児の特徴
友達と遊ぶ
会話が上手になる
運動能力が高まる
時にはけんかする事もありますが、思いやる気もちを大切にしましょう
言い訳や口答えは、成長した証と、とらえましょう
成長には個人差があるので、あわてずに見守りましょう
5歳児の成長を促す遊び
5歳児の興味に応じて遊びを提案したり、お友だちと遊ばせることで成長を促しましょう。
例えば、お子様が恐竜に興味があるとします。その場合は、恐竜に関する絵本を多く読み聞かせてあげましょう。
恐竜の博物館に行ってみるのも良いかと思います。
恐竜の名前がわからないときには、一緒に恐竜図鑑で調べて興味や知的探求心をさらに広げられるでしょう。
また、お友だちとボールやなわとびなどを使って遊ぶことは、発達にさまざまな良い影響を与えます。
遊びにバリエーションが生まれることで色々な動きが身につくだけでなく、ルールや順番を守ることを学び、協調性・社会性が育まれていくのです。
文化施設に連れて行っているほど学力が高い
平成29年度に実施された学力調査の結果と、その対象となった小学6年生および中学3年生の子どもたちの保護者に対する調査の結果を関連づける調査報告書によると、親が子どもを、美術館・博物館・科学館・劇場・図書館といった文化施設に連れて行っている場合ほど、子どもの学力が高いという結果が出ているのだそう。
成長には個人差がある
5歳になってくると、体が発達して運動能力が高まります。また、絵本の読み聞かせなどを通じれば、心の成長も見られるでしょう。
ですが、子どもによって、運動能力や言葉の獲得のスピードに個人差があることが少なくありません。
そのようなときには怒ったりせず、焦らずに温かく見守っていることも大切ですよ。