国立科学博物館 恐竜博2023
“究極”の防御のために胴体に板状・トゲ状の突起や鎧を進化させた装盾類(剣竜類・鎧竜類)。そのような植物食恐竜たちに対抗するなかで、身体を大型化したり歯や爪を進化させたりしたティラノサウルス類やメガラプトル類などの肉食恐竜。
本展では、「攻・守」をキーワードに、両者を対比しながら恐竜たちの進化を見ることができます。
公式ホームページ
今度の主役はトゲトゲだ!恐竜博2023
公式Twitter
会場・アクセス
住所:〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20
※駐車場はありませんので、車で行く場合は近隣の駐車場に止める必要があります
交通
- JR「上野」駅(公園口)から徒歩5分
- 東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅(7番出口)から徒歩10分
- 京成線「京成上野」駅(正面口)から徒歩10分
- 館内に駐車場および駐輪場はございません
近隣の駐車場
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2/14からチケット発売開始
必ずオンライン予約をしよう
ご入場に際しては、オンラインによる日時指定予約が必要です。未就学児など無料対象の方も含め、人数分の日時指定予約を行ってからご来場ください。当日、博物館で販売する当日券での入場枠も若干数設けておりますが、ご入場までお待ちいただく場合や、入場枠が完売した際はご入場いただけません。
料金(未就学児は無料)
どこで買えるの
チケットは下記の場所で購入可能です。
アソビュー(オンライン決済のみ)
・チケットは2月14日(火)10時から発売を開始します。2月14日(火)~3月19日(日)は、5月7日(日)入場分まで購入/予約可能です。
・3月20日(月)以降は、7週間先まで購入/予約可能です。当日各回最終入場の1分前までご予約いただけます(ただし、予定枚数に達し次第、販売終了)。
・1回のご購入で6枚までお求めいただけます。
アソビュー オンラインチケットサイト
コンビニ発売(別途日時予約が必要・オンライン決済・現金決済可能)
・チケットは2月14日(火)10時から発売を開始します。販売終了は5月7日(日)23時59分を予定。
ただし、販売状況によっては終了が早まる場合があります。
国立科学博物館 特別展券売所
オンラインでの購入が難しい方を対象に、各時間帯あたり若干数の当日の入場枠を設け、 国立科学博物館特別展券売所にて当日券を販売します。ご入場いただける直近の時間枠にてご案内します。ご入場の時間は選べません。
ただし、ご入場までお待ちいただく場合や、入場枠が完売した際はご入場いただけません。
各種企画チケット
海洋堂フィギュアボックスセット券(枚数限定)
出典:国立科学博物館(https://dino2023.exhibit.jp/ticket/#tickt01Link)
恐竜博2023の一般・大学生入場券1枚と海洋堂のコンプリートフィギュアボックス【シャイニー・ジェイドカラー】の引換券がセットになったチケットです。
平日限定音声ガイドセット券(枚数限定)
音声ガイド一般・大学生1枚の引換券付きチケットです。当日会場で音声ガイドをレンタルするより、100円お得です。
土・日・祝日はご利用いただけません。
平日限定ペア券
一般・大学生券の2枚組み4,200円。2枚ばらばらに買うより200円お得です。土・日・祝日はご利用いただけません。
ナイトミュージアム券
照明を落とした閉館後の博物館で迫力満点の展示を満喫!本展監修の真鍋真(国立科学博物館副館長)のポイント解説付き。
特製ネックストラップ付きLEDライトは当日会場でも1,100円で販売予定。会期中、特設ショップでも販売予定ですが、数に限りがあります。
LEDライトなしのチケットをご購入の方は、懐中電灯をご持参ください。
開催期間
2023年3月14日(火)~ 2023年6月18日(日)
見どころ・展示内容
第1章 装盾類の進化
出典:国立科学博物館(https://dino2023.exhibit.jp/highlight/#chapter02Link)
スケリドサウルスやヘスペロサウルス等の植物食恐竜の出現によって、恐竜は爆発的に多様性を広げていきました。その中で全身を覆う鎧のような骨をもつ装盾類はどのような進化を遂げていったのでしょうか。その進化に迫ります。
第2章 日本初公開!守を代表する恐竜 ズールのすべて
アンキロサウルス科「ズール」のイメージ / Credit:Danielle Dufault_New find suggests ankylosaurs’ tail clubs were for bashing each other(2022 ars TECHNICA)
ズールは、モンタナのジュディスリバー累層から発見されている曲竜類アンキロサウルス科に属する恐竜の属の一つ。 模式種(基準種)はズール・クルリヴァスタトルである。
体長はおよそ6メートル。尾の先端にはハンマーのようなこぶがついており、ティラノサウルスの骨すら砕く強力な武器とだそう。
ズールは頭骨から尾の棍棒まで揃った状態でアメリカの約7600万年前の地層から発見されました。アンキロサウルス類では初の事例です。
カナダのロイヤル・オンタリオ博物館で「生きた戦車」のような新種の恐竜、ズール・クルリバスタトル(Zuul crurivastator)の化石の一部が公開されていますが、実物化石の公開は、カナダのロイヤルオンタリオ博物館以外では初公開となるそうです。
ズールと対峙した肉食恐竜 ゴルゴサウルス
ズールと同じ時代に生きたゴルゴサウルス
約7660万年前から7510万年前の後期白亜紀カンパニアンにあたる北アメリカ西部に生息した、ティラノサウルス科に属する獣脚類の恐竜の属
他のティラノサウルス科と同様にゴルゴサウルスは二足歩行の捕食動物で、成体の体重は2トンを超えた。大きく鋭い歯が顎に並び、2本指の前肢は比較的小型であったそう。
ゴルゴサウルスの全身復元骨格を、ズールの全身復元骨格と相対するように展示。当時の恐竜たちの「攻・守」を臨場感ある展示で体感できるそうです。
第3章 北半球における 獣脚類の進化
出典:国立科学博物館(https://dino2023.exhibit.jp/highlight/#chapter03Link)
白亜紀最末期の北半球では、大型化したティラノサウルス類が生態系の頂点に上りつめました。世界初公開のティラノサウルスの実物化石をもとに最新の研究成果などを紹介しながら獣脚類恐竜の大型化など恐竜の「生物学」について解説します。
第4章 南半球における獣脚類の進化
北半球のティラノサウルス類に対して、南半球ではその座にメガラプトル類がいたらしいことが、新種のメガラプトル類のマイプの発見によって明らかになりました。日本初公開のマイプを中心に南半球における獣脚類の進化をご紹介します。
第5章 絶滅の最新研究
ティラノサウルスやマイプのような大きな恐竜は、約6600万年前の隕石衝突後の世界を生き残ることはできませんでした。恐竜の一部である鳥類も多くが絶滅してしまいました。隕石衝突前後の生態系の変化から、大量絶滅の理解の現状と近未来の研究を展望します。
体験レビュー
恐竜博2023に行ってきた方の声を聞いてみると、あと3~4回は行けるという声があるなど高評価な意見が多いようですが、実際に行ってみるとその評価も納得できます。
入口には恐竜博2023の看板に今回の目玉!トゲトゲのズールのプロジェクションーマッピングが出迎えてくれます。
それでは、一部ですが体験レビューを紹介します。
会場マップ
会場マップはこのようになっています。
装盾類の進化を見ていこう!
剣竜類最古の恐竜と言われているスケリドサウルスが登場です。スケリドリウスはジュラ紀前期のヨーロッパに生息していてました。
体長はおよそ4メートルで、体格は割とがっしりしていたが肝心の装甲は背面にポツポツとスパイクがある程度で、後進のゴツい連中と比べてそこまで頑強なものではなかった。
体が小柄だったこともあり、普段は地表に生えている草や藻を食べて生活していたとされている。
日本初上陸の鎧竜ズール・クルリヴァスタトル
今回の目玉!日本初公開となる「守」の代表でもある鎧竜ズール・クルリヴァスタトルです。
こちらは、竜史上最高の完全度”と言われているズールクルリヴァスタトルのトゲトゲの部分です。
間近で見るとかなりの迫力です!
攻めと守り!ズールとゴルゴサウルスの戦い
攻めのゴルゴサウルスと守りのズールの戦いを表現!床にスクリーン投射された影で、ズールが尾の棍棒を使ってゴルゴサウルスの脛を打ちつける攻防戦が再現されています。
世界初公開!大迫力な並び立つ2体のティラノサウルス
並び立つティラノサウルスはタイソンとスコッティ!タイソンの全身骨格の化石は世界初公開!
タイソンは59%にあたる177個の骨が見つかっている全身組立骨格で、小さい前脚(上腕骨)の化石が見つかるのは貴重で、さらに前脚には後ろから噛みつかれた痕も残っています。
そして常設展示のスタン+幼体、バッキー、全部で5体のティラノサウルスがいます。