恐竜が全滅しても鳥は生き残った!
150年前に始祖鳥の化石が発見されて以来、「鳥類の祖先は恐竜」という仮説が提唱されてきました。反論はあったものの、現在では証拠が揃い、恐竜(獣脚類)から鳥類が進化してきたことは、99%確からしいと言われていました。
しかし、その説は100%ではなく実際には6600万年前、巨大な隕石が落ちてきて生物の大量絶滅を引き起こしたときに、鳥類以外の恐竜はすべて地球上から消え去りましたが、いくつかの鳥の種は天変地異を凌ぎ、恐竜たちが次々と死に絶えていく中で生き抜いてきたそうです。
すべての鳥は恐竜!
結論から言うと鳥は恐竜です!
恐竜と言うと、巨大なトカゲやワニみたいな姿をしていて、大昔に絶滅してしまったというものが共通のイメージでしたが、実際は鳥と恐竜は骨だけで見るとよく似ていると言います。
現在は化学的に研究が進んで、鳥は恐竜の一種であり、進化の過程で恐竜から鳥類が派生したことが99%確からしいとされています。
また、始祖鳥の化石が発見されたことから、「鳥類の祖先は恐竜」という仮説が支持されています。
ということは、ハトとかニワトリも恐竜!というか恐竜の生き残りとなるわけです。
恐竜時代に生息していた鳥
始祖鳥
始祖鳥の化石は、1861年にドイツで発見されました。この発見は、鳥類が恐竜から進化したという説を裏付ける重要な証拠となりました。
始祖鳥は、恐竜と鳥類の中間的な特徴を持ち、約1億5千万年前のジュラ紀後期に生息していました。始祖鳥は、鳥類の特徴である羽を持つ一方、恐竜の特徴である歯や長い尾を持っていました。
始祖鳥は、鳥類の祖先と考えられていますが、鳥類と恐竜の間の進化的なつながりを示す重要な証拠となっています。
アンキオルニス
イー
イーは、ジュラ紀中期から後期にかけて中国の河北省で生息していました。その体は羽毛でおおわれ、長いゆびと手首から出た骨の間にまくがあります。この膜状の飛膜を広げて飛んでいたと言われています。
羽毛恐竜なのに飛膜を持つ種が発見されたのは初めて。学名も「変な翼」を意味する「イー・チー」と名付けられたそうです。
ハルシュカラプトル
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