【カナダ】ロイヤル・ティレル古生物学博物館
ロイヤル・ティレル古生物学博物館は、カナダのアルバータ州ドラムヘラーに位置する世界的に有名な博物館です。正式名称は「Royal Tyrrell Museum of Palaeontology」であり、古生物学に特化した展示や研究を行っています。
この博物館は、恐竜の化石を中心にした収蔵物で知られており、特にティラノサウルスやトリケラトプスなどの恐竜の骨格や化石が多く展示されています。また、収蔵物には他の古生物や化石も含まれており、多様な生物の進化や地球の歴史に関する展示が行われています。
主な展示物
トリケラトプス・ホリドゥス
トリケラトプス・ホリドゥスは、四本の頑丈な脚と大きな体を持ち、特に頭部が印象的です。その頭部には、鼻の上と目の両側に角があり、さらに後頭部には円形のフリルがあります。これらの特徴的な装飾は、他の竜脚類恐竜とは明確に区別される特徴です
レガリケラトプス・ペテルヘウシ
レガリケラトプス・ペテルヘウシは、白亜紀後期に生息していた三角形恐竜の一種です。
レガリケラトプス・ペテルヘウシは、典型的な三角形恐竜の特徴を持っており、頭部に大きなフリルと二本の角を持っています。
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【ドイツ】ベルリン自然史博物館
フンボルト博物館は、ベルリンに位置するドイツ最大の自然史博物館です。正式名称は「Museum für Naturkunde – Leibniz-Institut für Evolutions- und Biodiversitätsforschung an der Humboldt-Universität zu Berlin」であり、かつてはフンボルト大学ベルリンに付属していました。この博物館は、動物、古生物、鉱物などの多くの標本を収蔵しており、自然科学の研究や展示活動を行っています。
フンボルト博物館は、世界有数の自然史博物館として知られており、その収蔵物は非常に豊富で多様です。特に、有名な恐竜の標本や進化に関する展示が人気です。また、博物館内には恐竜の骨格や化石の他にも、様々な生物や地球科学に関する展示物があります。
主な展示物
トリスタン(ティラノサウルス)
トリスタンはティラノサウルスの骨格の中でも多くの部位が保存されている標本である。頭骨と歯は98%が保存されており、体全身を構成する約300個の骨のうち170個が実骨で、残りがアーティファクトである。
個数にして全身の約57%という完全度はスーやスコッティには及ばないものの、日本の国立科学博物館に常設展示されているバッキーを上回っている
ブラキオサウルス・ブランカイ
ブラキオサウルス・ブランカイは、長い首と四本の柱状の脚を持つ大型の恐竜で、白亜紀に生息していました。この恐竜は、首が非常に長く、高い木の葉や植物を摂取するために適応していました。
ブラキオサウルス・ブランカイは、体長が約26 – 30メートルにもなる巨大な恐竜であり、頭部から尾までの全体的な高さは約12 – 16メートルにも達することがありました。その大きさと優雅な姿勢は、多くの人々に圧倒的な印象を与えました。
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【ベルギー】王立自然史博物館
ベルギー王立自然史博物館(Royal Belgian Institute of Natural Sciences)は、ベルギーの首都ブリュッセルに位置する自然史博物館です。この博物館は、多くの標本や展示物を収蔵し、地球の自然環境や生命の多様性に関する展示を行っています。
ベルギー王立自然史博物館は、恐竜の骨格や化石、動物の剥製、植物の標本など、さまざまな自然史に関連する展示物を展示しています。特に、博物館にはベルギー国内の地質学や古生物学に関する展示が豊富にあり、地域の自然の歴史や進化に関する情報を提供しています。
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【日本】福井県立恐竜博物館
世界3大恐竜博物館の一つである福井県立恐竜博物館!
恐竜化石の宝庫として全国的にその名が知られている福井県勝山市にある、世界有数の規模の博物館です。広大な無柱空間には、所狭しと恐竜骨格や化石・標本、ジオラマ、復元模型などが展示されており、大迫力の恐竜を間近で見ることができます。
また、2023年7月14日(金)にリニューアルオープン!新たな見どころが満載となっています!!
主な展示物
ティラノサウルス(全身骨格)
言わずと知れた最大級の肉食恐竜で、タルボサウルスと基本的に同じ特徴をもっています。
噛む力は最大で6トンに達したと考えられています。頭骨の横幅が特に後半部で広がるため、両眼が正面を向くことで立体視ができ、獲物との距離を正確に把握できたと考えられています。
若いうちは軽量で後ろあしが長く、素早い動きが得意そうな体型をしていますが、おとなになると重厚な体つきであまり素早く動けなかったと考えられます。
フクイラプトル・キタダニエンシス
福井県の発掘調査で発見され、日本で初めて新種として名前が付けられた恐竜です。
第一次発掘調査の4年目にあたる1992年に、大きな肉食恐竜のかぎ爪の骨の化石が発見され、その周囲からさらに同一個体と考えられる足の骨の一部なども見つかりました。
その後の第二次調査においても、1996年とその翌年にかけて、同じ場所をから残りの多くのパーツが発見されました。
これらの化石に基づいて2000年に命名されたフクイラプトルは、日本で初めて新種として報告された恐竜となりました。
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【アメリカ】フィールド博物館
フィールド博物館(The Field Museum)は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴに位置する自然史博物館です。1893年のコロンビア博覧会のために設立されました。
フィールド博物館は、恐竜の骨格や化石、ミイラ、宝石、古代文明の遺物など、多くの貴重な展示物を所蔵しています。また、研究所としても機能し、科学者や研究者が自然界や文化に関する研究を行っています。
なかでも目玉は入り口に立つティラノサウルス「スー」の全身骨格標本。バルコニー階には頭骨の原標本も展示されている。その重さは約270キロに上り、58本の歯が残っています。
主な展示物
スー(ティラノサウルス)
「スー(Sue)」は、世界で最も完全なティラノサウルスの化石として知られています。
この化石は、1990年にアメリカのサウスダコタ州で発見され、その後フィールド博物館(The Field Museum)が入手しました。
スーは化石の発見者の名前にちなんで名付けられています。
スーは非常に保存状態が良く、ほぼ完全なティラノサウルスの骨格であり、恐竜研究において貴重な資料となっています。
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